五人の仕事展2 和田隆良 回顧展 2025/6/17(火)〜22(日) 10:00-18:00(最終日16時まで)


内容

 2022年に大好評を博した「五人の仕事展」が、待望の第二弾として帰ってきます。
今回はタイトルを新たに「五人の仕事展2 和田隆良 回顧展」とし、より充実した内容でお届けします。
 参加作家は、模型メーカーのボックスアートを手掛ける 加藤単駆郎、各模型誌で活躍するモデラー 松本州平、齋藤マサヤ、笹原 大、そして型紙彫刻・切り絵アーティストの 黒猫モモ。さらに、2024年6月に惜しまれつつ逝去された 和田隆良 氏の作品も特別展示・販売いたします。
「模型」というとロボットを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、本展は航空機・艦船・車などの“スケールモデル”が中心。リアルさと創造性が融合する世界を、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただけます。

主催よりコメント

 3年ぶりとなる「五人の仕事展2 和田隆良特別回顧展」を開催できる運びとなりました。
五人の作家が生み出す独自の世界観を、模型、イラスト、切り絵といった多彩な表現でご堪能ください。
 また、私たちの大切な仲間であり、模型メーカー・ハセガワや飛行機模型専門誌『スケールアヴィエーション』で活躍された 和田隆良 さんの素晴らしい作品を、この機会にぜひご覧いただければ幸いです。

作家略歴

笹原 大 Dai Sasahara

1969年生まれ、千葉県在住。別名 R工廠。
『月刊モデルグラフィックス』や『季刊ネイビーヤード』(ともに大日本絵画 刊)をメインに1/700スケールの艦船模型を発表。
その緻密な工作技術と、彩度の高く丁寧な塗装で作り上げる作品は、世界でもトップレベル。国内外のイベントや展示会での作品公開や実演、映画製作の協力など活動の幅は多岐にわたる。
著作は『笹原大の艦船模型ナノ・テクノロジー工廠1&2』や『R工廠 超巧造艦ワークス』。弟子(愛犬)はリンリンとルンルン。
SNS: https://x.com/risaandryoder


松本州平 Shuhei Matsumoto
1957年生まれ、神奈川県在住。岡山県出身。
武蔵野美術大学卒業、’82年より『ホビージャパン』『モデルグラフィックス』『マスターモデラーズ』など様々な模型雑誌で活躍。
現在は『隔月刊 スケールアヴィエーション』にて『改造しちゃアカン! リターンズ』を担当し、継続的に作品を発表している。
「スダコフツ」「買うたやめた音頭」など、いまなお親しまれる名言の数々でも知られる。著書に『松本州平のヒコーキ模型道楽』(大日本絵画)など。焼き鳥は皮、レバー(タレ)が好物。
SNS: https://x.com/mash1588



黒猫モモ Kuronekomomo(百田茉耶 Maya Momota)
1989年生まれ、福井県出身。型紙彫刻 切り絵作家。
独学で切り絵を始め、その後、京都の伝統工芸士に弟子入りして型紙彫刻を学ぶ。
上京してからは全く新しいスタイルの現代切り絵を目指して創作に打ち込んでおり、『隔月刊 スケールアヴィエーション』にて『MOMOの航空切り絵ノート』を連載していた。
斬新なアングルで切り取った構図と、色の組み合わせの妙が特徴的である。また学校での切り絵教室や、イベントでの大型切り絵ライブパフォーマンスなど「切り絵」の魅力を広める活動にも力を入れている。
SNS: https://x.com/momowanwan01151


齋藤マサヤ Masaya Saito “Zipp”
1962年藤沢市生まれ、茅ヶ崎市在住。
3年ほどメーカーでサラリーマンを経た後、造形製作、デザイナーに転身。
ウインドウディスプレイのデザイン製作やアミューズメント施設内のサインデザインなどを手がける。
2002年に仲間と模型メーカーSWASH DESIGNを興し、趣味と実益を兼ねた形で模型を楽しんでいる。
今回、ライフワークである模型展示会Life on Wheelsで製作したジオラマを展示。 

著書「THIRTY FIVE MOTORS」大日本絵画刊
猫、ロック、ロードレース、Jack Daniel’sを愛す。趣味は長距離散歩。
SNS: https://x.com/Swash_Zipp





和田隆良  Takayoshi Wada
1960年~2024年 神奈川県生まれ 
1991年バイク雑誌の表紙用イラストの依頼をきっかけにイラストレーターとして独立。
以降、乗り物を中心とした イラストレーション製作の他、オブジェ、キャラクターデザイン等も手がける。模型ボックスアート、広告、出版方面で活動。スケールアヴィエーション誌 挿絵連載。        
2017   JIA Illustrator of the year受賞  AAF オートモビル・アート連盟会員   


加藤 単駆郎 Tankro Kato

1972年秋田市生まれ。 
アニメーション背景制作の経歴を経てイラストレーションアーティストとして活動。模型メーカー株式会社ハセガワ専属で艦船や航空機プラモデルのボックスアートを描く仕事を機軸としている。
代表作:ハセガワ ワールドサイエンスシリーズ しんかい6500 / 局地戦闘機 震電 『ゴジラ-1.0』 劇中登場仕様 など
画集 “BOX ARTISTRY”    2016年 株式会社プレスト
   “Captured Moments” 2017年 イカロス出版株式会社
SNS: https://x.com/TankroKato  facebook.com/TankroKato  https://www.instagram.com/tankro_kato/

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