「若手生態学者が見ている世界」 -研究者支援写真展- ⇦公式HP
日時:11/29(月)-12/5(日)
場所:アートギャラリーアウル (JR石川町駅徒歩5分)
企画者よりコメント
「近年の日本における研究者を取り巻く環境は厳しいと言わざるを得ません.
①博士課程進学に自身の資産が求められる点
②少ない助成金に対して激しい競争率
③博士号取得者に対する日本企業の消極的な採用状況
など今年ノーベル賞を受賞した真鍋氏がおっしゃっていたように,研究者が日本で研究を行なっていくことには多くの壁があります.
生物多様性や、SDGsが話題になっていますがそれらの実現のために地道に研究を続けている若手研究者の活動は中々人々の目につくことはありません.
境遇の改善にはまず人々に「研究者」とは,「研究」とは何かを知ってもらうところから始める必要があります.そこで,「研究者支援写真展」の着想に至りました.
研究者が調査の合間に撮影している景色や動物,それらに伴う事象は一般の人々が普段目にすることはほとんどありません.それらを写真展という場で共有し,[研究者]を身近に感じ,彼らの研究内容にも関心を持っていただければと願っております.