内容
コラージュによる平面、立体、レリーフ、インスタレーション。紙に水彩 約30点の展示
作家よりコメント
コラージュ制作のために切り離された自作のドローイングは、作品として担っている絵画的目的を失い、 絵画の基本要素をかろうじて保ったニュートラルな紙片群になる。私は元の作品が持っていた一種の完成を 受け入れたり排したりして新たな作品作りに向かう。組み合わされた面と面が馴染んだり反発したりするのを 新鮮な気分でじっくり見る。 コラージュは偶然性と予想を超えた表現力を持った魅力的な技法だ。 しばらくの間はコラージュを楽しみながら創作をしていこうと思っている。 Art gallery OWLの独特な空間で作品がどのように見えるか楽しみだ。
作家略歴
1971年より企画展、グループ展、個展等で発表