
内容
マーカー・色鉛筆・クレヨン画 約17点 、写真 約6点 、染・布作品 約12点の展示
主催よりコメント
アール・ブリュットとは、フランス語で「Art(芸術)」「Brut(生のままで、加工されていない)」という意味で、1940年代に、フランスの画家ジャン・デュビュッフェが提唱しました。
既存の美術教育や流派、伝統、流行などに影響されず、作者自身の内側から湧き出る衝動や独自の表現に基づいて制作された作品を指します。
展覧会を通じて、アール・ブリュットが持つ意味をご理解いただき、素晴らしい4人のアーティスト作品を見ていただければ幸いです。
また今回、アウルさんとの共同企画ができましたことに心より感謝いたします。
作家略歴
本明 衛(えいと)
養護学校を卒業して12年、藤沢生まれ育ち。
週5日、障碍者施設に通所して休息時に絵を描くのが日課。
生まれながら知的にもコミュニケーション等にも困難な障害があり、物事の捉え方が独特。
無欲で描く絵は自己表現の一つ。
自由に描く中で、絵が増殖する個性的な描写やカラフルな色使いが特徴。
余暇のひとつとして通うアート教室は、サードプレイス。
自由な発想で描ける居心地の良い穏やかに過ごせる大事な場所となる。
川村 遼亮(りょうすけ)
1994.8.23藤沢生まれ。
生後8ヶ月より運動発達遅滞あり、療育に通う。
その後、てんかん、自閉的傾向、知的障害と診断を受ける。
幼少期より回るもの(換気扇、室外機、理髪店のサインポール等)や機械音(掃除機、ドライ
ヤー、工事現場、工具等)に興味を持つ。
年長時、療育から地域の保育園に移ると言葉が出てくる。また、園に来ていた絵の先生が開いていた造形絵画教室に通い始める。
造形絵画教室がなくなったあと養護学校高等部時代には鎌倉のアトリエに通い、卒業後は、アート・ビーンズ・ファクトリーのアート教室に通う。
平日は、障害者通所施設で軽作業を行う。
小野寺 諒(りょう)
1998年1月生まれ 大船育ち
生後、ダウン症の診断を受ける。発語はほぼ無く、重い知的障害がある。
小学校の授業の生け花から、自宅で時々フラワーアレンジをするようになる。
養護学校高等部で機織りに興味を示し、その後アート・ビーンズ・ファクトリーの織り講座に通うようになる。
養護学校卒業後、平日通所している生活介護の施設ではフリー刺繍にも取り組んでいる。
原理子(あやこ)
1980.6東京生まれ
生後半年でヌーナン症候群と診断され、現在は強迫性障害と闘っている。
2年前、大好きな織の教室に通う途中で偶然出会った藍染め体験で、色の変化の不思議と藍 染模様の面白さにはまる。
考えたように模様を作るのは難しいが、できた模様はどれも思いがけない驚きがあり、楽しんで制作している。



